部屋探しの注意点(こんな不動産屋に気を付けろ)vol.3

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不動産屋に行く前にこの記事を読め

「これから不動産屋に行こうかと思っている方」

「世田谷の不動産相場を調べている方」

「部屋探しの注意点を知りたい方」

何かと、トラブルが多いと言われる不動産業界。

部屋探しの際にはユーザーさんが様々なトラブルに見舞われることは少なくありません。

今回は契約前に実際に起こったトラブルや不動産事故を、WEBアンケートで収集した部屋探し経験者の方の声を公開!

この負の遺産を参考にして、これから部屋探しをするあなたにその注意点をお教えします。

わくわくふどうさんのホームページへようこそ。

こんにちは!

世田谷区を中心とした不動産仲介を行っているわくわくふどうさんの倉沢です。

今回は部屋探しの注意点記事の第三弾!

特に契約前や入居直後のトラブル回避のための事例が掲載されていますので、これから部屋探しをする方は注意点としてご参考になさってくださいませ。

 事例①:敷金系トラブルあるある

入居時に敷金を今契約すれば、半額にしてくれると言ってくれた。とても嬉しく、その日に契約するつもりはなかったのだが、契約書にサインした。

しかし、1年間が過ぎ、海外に移住するため、引越しを視野に入れだした。

契約期間は当初一年間の予定だったため好都合であった。

そこで不動産会社には引越しすると連絡した。

だが返ってきた答えを聞いて愕然としてしまった。退去時に敷金のお金の半額分が必要だと言われてしまったのだ。

そのような言葉は全然頭の片隅にはなかったため、「はぁ~、もういちど言っていただいてよろしいですか?」と聞き返してしまった。

すると、契約時に残りの金額は解約時に払うと契約していると言われたのだ。

そのような記憶は本当に一切なかったのだが、後の祭り、契約させていただいた社員の方はすでに仕事を辞めていた。

何度もそのような事は一切聞いてないと言ったのだが、聞く耳を持ってくれず、しっかりとその分のお金を徴収されてしまった。

事例②:ゼロゼロ物件あるある

進学を機に一人暮らしをする事になり、初期費用全てゼロ、即入居可というCMのうたい文句に釣られてその不動産屋に決めたのですが、、、

そこそこの家賃で綺麗なお部屋を紹介していただき見学も済ませ、さああとは契約するだけとなったものの、、

お決まりの浄水器や除菌オプションから始まり会社独自の保険のようなもの、セキュリティオプション等色々付けさせられ、最終的にはオプションだけで10万円も取られることに・・・

その当時まだ10代で知識がなかったこともあり、ちょっと高いのでは?と思っても「普通このくらいはかかりますよ。

このオプションがないとこういう所でとても不利になります。」とか

「女性の一人暮らしだから僕も心配なんですよ。」

「絶対これは付けたほうがいい!みんな付けてますよ」

とか言われるともう信じるしかなくて、言われるがまま契約、支払いをしてしまいました。

今考えたら、めちゃくちゃ良いカモだったんだろうなあと思います。

後悔・・・

ゼロゼロ物件や敷金の値引きは問題の先送りとも言えます。

簡単に入居できるのはイイですが、退去時の立会いやお金のトラブルは後を絶ちません。

契約前の条件チェック、契約書チェックは慎重かつ積極的に行いましょう!

私(倉沢)のアドバイスとしては「聞きにくい事こそ、聞くべきこと」です。

事例③:最初から汚い

借家を借りていたのですが、最初借りるときに部屋がひどい状態だったので、不動産屋さんに退去するときにはきちんと考慮してください。

と言っていたのに、いざ退去するときになったらとんでもない金額を請求されました。

さすがに意見を言ったら取り消してくれましたが…

その後、大家さんから不動産屋さんが勝手に修繕をして金額を請求されたがどうしたらいいですか?と電話がかかってきました。

さすがにそれは大家さんと不動産屋さんとの話し合いだと思ったのでその旨を伝えたが、、、

あなた達には修繕費を安くするかた、こちらの味方になってくれないかなどと言われてしまった。

最後には私の勤務先にも電話がかかってきて、一緒に対応してくれないかと言ってきたのでさすがに頭にきてしまった。

不動産屋さんも大家さんについて愚痴を言ってきたので、「双方で話をしろ!!」と切れてしまいました。

結局、自分たちは敷金を全額修繕にあてることにして、それ以上の請求が来ないようにしました。

事例④:掃除してないでしょ!?

新婚で入居先をさがしている時、いくつかの不動産業者を回って、ある有名な会社に案内してもらった物件に決めました。

立地や広さ、家賃などの条件はほぼクリアだったのですが、見学にいった際、台所や風呂場の水回りの余りの汚さが気になりました。

そのばで、担当さんにこれはしっかりクリーニングされるのか確認しました。

専門の業者がはいって入居までにきれいにするとのことで納得したのですが、いざ入居すると気になった箇所の汚れは全くきれいになっていませんでした。

これでは話が違うと文句を言いたかったのですが、その時の担当者は当日別件で立ち会いに来ておらず、代わりの人もいませんでした。

会社に電話をしたのですが、折り返し連絡させますと言ったきり連絡はなし。契約したら、こっちのものだと言うことだったのでしょうか。

結局、主人と掃除用具を買ってきてなんか汚れをおとしましたが、約束を反故にされ非情に腹立たしかったです。

次には、もう絶対この業者は使いません。

新築でもない限り、上記2件のようなトラブルはよくあります。

◎入居者がどの程度負担するのか

◎交渉窓口が不動産仲介会社なのか大家さんなのか

などによってもケースはわかれますが、、、

入居者が負担するべき部分は、経年劣化を超える汚損破損の部分に限られます。

また、交渉窓口は賃貸借契約の中に書いてある「管理者」の欄を参考にされると良いと思います。

不動産仲介会社は物件管理の権限がない場合もありますので、その場合に退去立ち合いの交渉相手にすると、トラブルが発生した時に再度大家さん(管理者)と話し合う必要が出てくるため、2度手間となります。

事例⑤:内見せずに決めた

図面で賃貸料がすごく安い所を見つけたので契約しました。

割と綺麗で立地も良かったので決めたのですが、実際に行ってみるとそこは不動産屋で掲載されていたものと全く違った古びた建物であり、騙されたと思いました。

まず忙しいこともあり、実際に見て確認していなかった私が悪いのですがそのことを不動産会社に訴えたところ、もうすでに契約していしまっているので取り消せませんと言われました。

自分にも腹が立ちましたが、それ以上にこの不動産会社の対応の悪い所に腹が立ちました。

確かに同じ建物の写真ではありましたが、大分昔の新しい頃に撮ったものだと思います。

完全に騙されたのだとは思いますが、契約書がある限りは取り消せないだろうなと思ったので仕方なく諦めました。

賃貸料が安いことは変わりないのですが、やはり古いとすごく住みづらいですし階段も錆びていて音もうるさく不満しかありません。

これ以上何か言っても取り合ってくれないことは分かりますが、不動産会社選びをもっとまともなところで行えばよかったと後悔しています。

事例⑥:図面距離が違う

社会人一年目で上京した際、初めての家探しでの事です。

職場から3キロ圏内なら家賃補助が出るという事で、その通りに不動産業者にお伝えをして、家探しをしておりました。

家探しの旅に毎回東京へ向かうとの事でお金もかかるため、出来れば早くに決めてしまいたいと思っており、てきぱきと家を決めたつもりでした。

無事家も決まり安心をしていた矢先、会社の総務部から、距離を測ったら4キロ以上離れているため補助が出せないと告げられました。

しっかり自分で確認をとらなかったとはいえ、事前の大前提条件ではあったため、驚きました。そこで急いで不動産業者に連絡をとったところ、担当者は退職をしたとの事。

なす術無く家賃交渉等を行いましたが、不動産業者は断固として応じず、挙げ句には管理会社とやり取りをしてくれと言い出す始末。

言われた通りに管理会社に電話をすれば、やり取りは不動産業者を介してしか出来ないと言われ、本当に腹が立ちましたが、裁判費用もないため諦めました。今でも悔しいです。

読んでいて腹立たしい文章ですが、、、

上記のお二人のように不動産屋の開示した情報を信用し、内見しないで契約などのパターンではトラブル発生率が格段にあがります。

しかし、いかにユーザー(消費者)とはいえ、自分が住む場所を決めるのは人生に何度もある事ではありません。

不動産屋に過失の補填を求めつつも、自分自身の人生に責任を持つためにも、必ず内見はしてから契約しましょう。

特にネットで不動産情報が探せる現在は、明らかな嘘の広告もありますのでお気を付けくださいね。

事例⑦:契約書チェック

初めて遠方で働きだしたときにアパートの大家との契約詐欺でトラブルになりました。

結構古いアパートだったのですが、住み始めて1ヵ月も経たない内に冷暖房が壊れました。

冷房を使い始めて3日くらいだったので、どうも自分の使い方のせいじゃなく、古いせいで壊れたのだろうと思った私は大家さんの方に直してもらえるように頼みに行きました。

初めは快くすぐに直しに行きますと言ったものの、、、

3日経っても4日経っても音沙汰がないので、もう一度確認しに行きました。

その時に今別の住人の部屋でトラブルがあり、手が空かないのでもう少し待ってくださいと言われました。

それからまた数日経ち、待てども待てども修理してくれる気配がないので、もう一度確認しにいくと。

そのうえで、、、前の住人のときは全く問題がなかったので半分費用を負担してくださいと言われてしまいました。

放置後のこの言動があまりにありえなくて唖然としました。

夏の暑い時期だったので冷房がない中過ごすのは本当に無理な状態でしたし、物を壊したわけでもないのに半分支払う義務はないと思いました。

契約の時も言われなかったのですが、契約書をよく見るとそのことを記載されていて驚きました。

結局半分支払うことになり、次回から契約書は必ずチェックしようと心に決めました。

事例⑧:契約書チェックその2

以前、賃貸物件を探していたときのことです。

良い物件を見つけたので、内覧をさせてもらい、賃料や契約の条件を教えてもらいました。

説明を受けた後、管理費の有無についての説明がなかったことに気づき、後日メールで質問をしたところ「管理費はない」との回答をいただきました。

そして、その後、その物件に入居申し込みを行い、契約する段になったとき、契約書に「管理費、1ヶ月2000円」との記載があったのです。

おかしいと思ったので不動産屋さんに「管理費はゼロ円と言っていましたよね」と質問したところ「そんなことは言っていない」「そっちの聞き間違いだ」と言い、一方的に責め立てられました。

「証拠となるメールがあります」と言っても「そんなメールを書いた覚えはない」と言われてしまう始末。

あまりに筋が通らない話だと思ったので、不動産屋さんに対し「この件について、証拠のメールを添えて消費者センターに相談します」と言ったところ、態度が一変しました。

急に「こちらのミスです」と言いだしました。

でもこの件で、信用ができない業者だと思ったので契約をやめ、他の不動産屋さんの違う物件を契約しました。

上記の2件は古い体質の「不動産屋あるある」と言えるきがしますね。

私に言わせれば不動産仲介業はサービス業ですが、古い体質の不動産会社や大家さんはそのあたりのホスピタリティが欠如している場合もあります。

私からのアドバイスとしては、契約前に「細かく文章をチェックする」という基本です。

契約後は何年も住むことになる賃貸物件ですので、ご自身の人生に責任を持つためにもわからない事や不明な点は必ず聞く癖をつけましょう!!

事例⑨:駐車場トラブル

私が結婚してアパート住まいを始めるころの話です。

妻とあちこち不動産屋をまわってやっと1軒、気に入るアパートを見つけました。

そのアパートは、大手の住宅メーカーが建設し、管理も行っているアパートであったため、設備も充実しており、キレイで、管理もしっかりしていると思いました。

少々家賃が高かったのですがそのアパートに住むことにしました。

駐車場も2枠借りたのですが、その駐車枠を借りるためにお金はもちろん、車検証の写しと契約書も提出しました。

ところが、いざアパート入居初日にアパートに行くと私の駐車枠に車が停まっています。

仕方ないので道路脇に停めました。部屋で作業していると駐車枠にあった車の運転手がいたので事情を説明するとその人もこの枠が契約していると言うのです。

管理している住宅メーカーのに問い合わせると二重契約になっているそうで、私が枠を変えることにばりました。

数日するとポストに駐車枠についてという封筒が入っていました。

中を見ると新しい枠についての契約書が入っており、それに加えて契約金と車検証を送れと書いてあるのです。

管理会社に問い合わせてみると新しい枠になったから契約金が発生するとのこと。

前の枠のお金はと尋ねると、前の枠の契約が終わり、次の枠の契約を新たにするらしいのです。

どれだけ食い下がっても規則ですの一点張りでしたので諦めて契約金を払いました。

事例⑩:Wブッキング

社会人になったばかりの十数年前、地元を離れての就職でしたので初めてのひとり暮らしのために、大手不動産会社を頼ってお部屋の仲介をしてもらいました。

1DKの家賃の安めの物件を紹介してもらい、勤務先からもわりと近場なのでそこに決めたので、不動産会社の事務所にてお部屋の契約の申込書を書きました。

父親も一緒に部屋を見に来てくれていたので、そのまま連帯保証人の欄に必要事項を書いてもらい、後日、審査OKの返答がきました。

敷金や前家賃や仲介料を用意し、本契約にお店に向かったところ、営業担当の方とその上司と思しき方が沈痛な面持ちで耳を疑いたくなるような発言をしたのです。

「お客様のお部屋が実は他の仲介業者で申込が入ってしまって、既に入居もはじめてしまいました。申し訳ありません」といった内容のことを言われ、、、

私はどうしていいかわからず立ち尽くしていると、同行していた父が激昂し、向こうも必死に謝罪をしていました。

私より後に申込が入っていたそうですが、連携がうまくとれておらず、その後からの人がそのまま契約、入居してしまっていたそうです。

とりあえず、仲介料無料で別の部屋を大至急探してもらい、引越し業者の手配から引っ越し費用も出してもらったので事なきを得ることはできたのですが、正直驚きました。

後から聞いた話ですが、こういった業界ではダブルブッキングと呼ぶそうです。

本来、あってはならないトラブルだとのことでしたので、同じような目に遭われた方が他にも結構いらっしゃるのではないか、と長年気になってはいました。

事例⑪:キャンセルトラブル

高校卒業後、田舎から就職のために東京に出て来て、部屋を借りようと思って不動産を周り、ある部屋が気に入ったのでそこに決めることにしました。

手続きをする前でしたが、先に手付金を払っておかないと他の人にとられるかもしれないということだったので、その場で家賃一ヶ月分として6万くらい払いました。

その後、親に保証人になってもらうための書類を書いてもらうため、田舎に一度帰ったのですが、色々あって途中で契約をキャンセルしたくなりました。

その旨を不動産会社に電話で連絡したのですが、そのときはキャンセルを了解してもらってお金もかえしますということだったのですが、いつまで経ってもお金が振り込まれませんでした。

その後、何度電話をしても担当者不在とかわされました。

1週間くらい経って、宅建協会の無料相談に電話をしてみたら、それは不動産会社が悪いしお金は返さなければいけないから、宅建協会の名前を出してもう一度言ってみてとのことで、もう一度不動産会社に電話をすると、翌日にあっさりと入金されました。

初めての不動産会社での賃貸契約だっただけに、かなり不安になった上に不動産会社全体に対して、不信感まで覚えてしまう出来事でした。

上記の三点は明らかに傲慢な不動産業界の体質を表していますね。

残念ながら、このような不動産トラブルは後を絶ちません。

一生に何度もある訳ではない不動産取引だからこそ、信頼できる不動産会社はリピーターさんや紹介案件で日々忙しくなる傾向にあります。

反対に、トラブルの一時しのぎを繰り返し、常に新規のユーザーを追いかける不動産屋は広告費が膨大にかかるため、ノルマも厳しく、エグイ営業をする事も否定できません。

もし、あなたが物件を探す際はまずは知り合いにお声かけをしてみて、推奨してもらえる不動産会社や営業マンを頼ってみましょう。

提案される不動産情報はどこの不動産屋でも同じなのですから(^^)/

ツイッターでも色々でてくる


今回の部屋探しの注意点volo3はいかかでしたでしょうか?

この記事がこれから物件を検索するための、ひとつの閃きとなれれば私も嬉しいです。

最後に、不動産業界を厳しく切る!私が今まで公開してきたお役立ち記事を下記の纏めておきますので是非、ご参考に(^^)/

不動産お役立ち情報

仲介手数料無料の実態とは

ゼロゼロ物件の注意点

女性に圧倒的人気記事:風水での部屋探し

 

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