Contents
不動産広告で結構見かける「仲介手数料無料」のお話し
■仲介手数料とは?
■仲介手数料には上限がある
■市場での仲介手数料無料への見解
■仲介手数料が無料になる理由、意味など
■仲介手数料無料物件の注意一覧
「格安で賃貸物件を探したいけど、、」
「仲介手数料って大丈夫?」
「何か裏があるでしょ!?仲介料無料って」
という疑問をお持ちの皆さん向けに書いています。
こんにちは!わくわくふどうさんです
わくわくふどうさんのホームページへようこそ!
社長の倉沢です。
わくわくふどうさんのマスコット「ぴよぴよ」です。
今回は倉沢社長と一緒に「仲介手数料無料」の不動産物件について勉強させてもらうぴよ!!
今までもいろいろな記事を書いてきました。
そして今回は、ぴよぴよが紹介してくれたように「仲介手数料無料」の物件についての記事をWEBアンケート結果を基に書いていきたいと思います。
今までも似たような記事があった気がするぴよ??
このあたりの記事なんか、、、?
おしい!
それはゼロゼロ物件(礼金0敷金ゼロ)の物件についての記事だね。
確かにゼロゼロ物件の定義の中には礼金、敷金と共に仲介手数料を含む場合もあるけどね、、、
とりあえず今回は仲介手数料にフォーカスして見ていきましょう!
※仲介手数料無料物件の意味や理由、そして注意点vol2
※仲介手数料無料物件の意味や理由、そして注意点vol3
お願いします!
あなたは物件検索時にどうする?
まず、最近では物件探しをする際にネット(スマホやPC)から情報収集する方が多いと思います。
ですね!
でも、ネットで色々な物件を見ているうちに「仲介手数料無料」の文字が目を引く広告が出てくるはずです。
払わずに済むなら、、、それに越したことない気がしますが、、ぴよ
確かに!
でも、やっぱり変じゃない??
特定の会社だけ無料になるのって、、、。
それは、まぁ、、、。
だよね。
とはいっても、不動産会社発信の情報だと信憑性が薄いから、まずはWEBアンケートで仲介手数料無料の不動産広告についての見解を収集してみました。
本題は、それから!!
うっす!
見てみたいです(‘ω’)ノ
市場での見解:その1
まずは、WEBアンケートで寄せられた市場での見解や実体験を見てみます。
仲介手数料無料っていうのはとてもお得で良いと思いますが、広告が堂々とあちらこちらに提示されているのはどうかと思う。
そこしか良さを売る点がないのかな?と思ってしまいます。でも実際私は現在のマンションで仲介手数料を払っています。
なのでそれがなければ当然魅力的なのは事実なので、惹かれる点はあります。
けれど仲介手数料が無料になる代わりに違う何かの支払いが発生するのではないかな、とも疑問に思います。
仲介手数料無料の不動産を利用したことがないので詳しいことはまったくわかりませんが。。。
なので、需要側も「無料」だけに目を向けるのではなく、きちんとすべての手数料やかかってくる金額やその詳細にも目を通し、理解したうえで契約することが大切だと感じます。
もし「無料」のせいで対応やサービスが適当だったりしたら後悔することもあるので見極めていきたいと思いました。
※女性Iさん寄稿
仲介料無しでは賃貸会社の利益がなくなってしまうので、それをカバーするなんなかのカラクリがありそうです。
過去に賃貸物件探しをした時にも仲介料が無料であったり割安な賃貸会社はありましたが、やはりそうった会社が扱っている物件にはその分家賃や敷金、礼金、オプション料などが同地域、同水準の他の物件より割高だった印象があります。
他にも後々支払わなくてはならない管理費用が高かったり、退居時の清掃料が高い、仲介料を貰わなくても捌かなくてはならないいわく付きの物件である、など様々な理由が考えられそうです。
カラクリの実態はわかりませんが、仲介料というのは賃貸会社としては貴重な収入源ですのでそれが無いと言う事はカバーする何かしらの理由があるかと思うので、そういった物件を見る際には特に注意をしています。
※男性回答者Mさん寄稿
ただほど怖いものはないなんて言葉を聞いたことがあります。
無料と聞くと飛びつく方なので私ならこういう物件をさがすかもしれません。
ただしやはり多少疑ってしまうことがあります。
最初無料なんていってたくせに相手のうまい口になんとなく理解した感じになって契約した後にトラブルが発生するのではという不安がでてきます。
不動産会社並びに大家さんからすればすこしでも利益がある方がいいはずです。
それなのに仲介手数料を無料にするのはなんかよくない事情があるのではと思っちゃいます。
例えば賃貸物件でなんらかの事件や事故でそこで人が亡くなったとか殺人事件があったとかでいわくつきの物件なのではないかなど疑念がわいてきます。
そうでなくても借り手に分からないなんらかのメリットが絶対あるような気がしてなりません。
基本的に庶民はタダに弱いので人を誘う手口でしかないかもしれません。
いずれにしろ広告にはっきり理由などを説明してる会社なら信頼できるかもしれませんね。
※男性回答者Mさん寄稿
仲介手数料について
かなり、積極的でハッキリしたご意見が寄せられましたね。
参考までに仲介手数料について、いくつかのルールや注意事項をまとめておきますね!
仲介手数料の上限(売買編)
仲介手数料には上限が決まっています。それは、、、
■売買価格200万円まで売買価格の5%まで(税別途)
■売買価格200万を超え400万円以下の時は売買価格の4%まで(税別途)
■売買価格400万を超える時は売買価格の3%+6万円まで(税別途)
通常の売却案件であれば400万円を超える場合はほとんどですから、一般的に売買の仲介手数料は3%+6万円の枠が適応されることとなります。
仲介手数料の上限(賃貸編)
今回のアンケートで寄せられた内容はほとんどが賃貸に対するモノでした。
また、この記事を読んでいる方は賃貸物件の取引では、借り手側(一般ユーザー)だと思いますので、賃貸物件での仲介手数料の上限は基本的に家賃の1か月分が上限となります。(当事者の承諾が必要)
もし、不動産会社が貸し手側(大家、オーナー)から仲介手数料を売り上げた場合はユーザー側からその差を引くことになります。
例)貸し手側から0.5か月を不動産会社が売り上げた場合、ユーザー側も0.5カ月が上限となる
つまり、賃貸の取引の場合は、その1つの取引の内で1か月分が上限となります
仲介手数料の例外編
「仲介手数料無料」とは言っても、、、そもそも仲介料が掛からない場合や、請求してはいけない場合もあります。
■自ら貸主の場合は仲介手数料を請求することが出来ません。大家さん(オーナーさん)が不動産会社の場合などがこのケースです。
■UR賃貸(公団)、JKK東京(公社)など公的賃貸物件はそもそも、礼金、敷金、仲介手数料がこの記事の作成段階では発生しないシステムになっています。
ただ、、URやJKKは家賃がやや高い傾向にあります。
家主(オーナー)が不動産会社のケースは少なくないです。
この場合には仲介手数料がかからない(そもそも発生させてはいけない)事を知っている方はとても少ないので、覚えておくとよいでしょうね!!
「無料」という言葉に好感する方もいれば、警戒する方もいるけど、、、
自ら「貸主」のケースでは手数料無料が当たり前って事ぴよね?
そう!
だから、物件情報を見る時に「取引態様」の部分がどうなっているかをよく見てくださいね。
赤丸を付けた部分が「仲介」になっていれば、大家さんや、ほかの不動産会社から募集の依頼を受けた物件で、「貸主」になっていれば不動産屋が大家(貸主)ということなの
ふむふむ!!勉強になるっ。
でも、「取引態様:仲介」でも仲介手数料が無料のケースもあるぴよね??
そうね!
URやJKKなどの公共賃貸は、手数料にあたる売上が不動産会社に貸主である公的機関からあとから入る仕組みなので、、、
「取引態様:仲介」であってもユーザーさん(借り手)が払う手数料はありません!
キッパリ!!
URやJKKなどの公的賃貸でない、民間賃貸でも無料のケースはあるぴよね?
そうね!
仕組み的には、民間の大家さんでも仲介した不動産会社に対して手数料を発生させるケースもあるので、その場合は広告には仲介手数料無料で打ち出すケースもあるの。
ようするに、不動産仲介会社は大家さんから売上を頂く事が出来るから、ユーザーさんには請求しないという理由でね。
それはお得!
そうね!!
ルールがわかっていれば、問題はないと思うよ。
ただ、WEBアンケートで多く寄せられているように、問題となるのは「仲介手数料無料」をおとり広告(釣り広告)にしてお客さんを呼び寄せて、結果的には高額な契約代金になるケースだよね。
結果的に高額??
そう、下記のようなケースが仲介手数料無料のカモフラージュになっているのであれば注意してほしいね。
名目が違うだけ
仲介手数料という名目を使わないだけで「書式代」「事務手数料」など実態は仲介手数料と変わらないケース。仲介手数料であれば賃貸家賃1か月分の上限の設定がある法規制ですが、、
むしろこのケースではそのもそのも上限既定などの概念がグレーになるので、注意が必要。
※参考記事:仲介手数料無料のテーマvol2
除菌代、消臭代(しかも高額)
除菌代、消臭費用など頼んでいない費用が発生する(しかも高額)。以前、当社では大手フランチャイズチェーンと、この件で戦ったケースがあります
鍵交換
通常の鍵交換代よりも費用がやたら高い
周辺商材の販売
ネット回線、引越し業者、ウオーターサーバー導入などの指定がある(これは悪意ではないケースもありますが、、、)
mmm、、、
これらは借り手さん側が承諾しているのであれば勿論、問題ないですが、、
問題になるケースは決して少なくないので、ご参考になさってくださいね。
市場での見解:その2
それではもう少し、市場での見解を見ていきましょう!!
はい!!
私がこの前検討した物件は、敷金・礼金なし!仲介手数料半額というとても魅力的なものでした。
が、下の備考欄をよく見ると小さく『清掃費5万円』とありました。これは初期費用として納めるものらしく、何だか釈然としないものでした。結局敷金1ヶ月取られているのと一緒だなとおもいました。この清掃費は不動産屋さんに入るのか、大家さんに入るのか不明です。
最近はネットで物件をチョイスしてから不動産屋さんにいくので、従業員の負担も少なくなっていると思います。
大手であればあるほど、ネットの環境が整っていてお客さんを獲得しやすいのだと思います。
手数料無料は消費者にとってとても魅力があることですが、その手数料分が他のところに転換されているのならば、消費者を馬鹿にしているなと思います。
だったら正々堂々と手数料を取って素敵な物件を紹介してもらった方がうれしいです。
※女性Oさん寄稿
少し昔になってしまいますが、不動産屋さんで働いていました。
その当時は不動産屋さんの収入は仲介手数料が大部分を占めていたので、現在目にする「仲介手数料0円」の表示には少し不安な感情を持ちます。
お客様だけにメリットがあるシステムなんて存在しないように思うので、裏にはいろいろなからくりがありそうです。
たとえば、借りる人は複数年の(それも長期の)契約をさせられて途中解約にお金がかかるとか(携帯電話の契約と同じ)、敷金が高く退去時には返ってこない胸が明記されてるとか。
または、大家さんの方は割増しで手数料をとられているとか。お客さんの目につく表記ではありますが、1度疑いだすときりがありません。
なぜ無料なのかという理由をしっかり書いてある不動産屋さんのサイトがあれば、借り手の方も安心できると思います。
※女性Mさん寄稿
よく、仲介手数料無料の物件を目にしますが、契約条件を見ると保証会社の加入が強制だったり、クレジットカードでの家賃支払いだったり、何かしら強制加入などがあります。
保証会社の加入でも家賃のなん%分とか掛かり、結局は手数料が掛かっていると思います。
家賃をクレジットでの支払い強制もおかしいような気がします。
クレジットを持っていなかったら新規で契約するか、その賃貸物件には契約出来ないとのこと、クレジットでの支払いですから、大家さんからしたら安心なのでしょうが、借りる側からしたら、納得いかないものだと思います。
が、私だけかも知れませんが。 仲介手数料無料とは言っても、結局はどこかで手数料がとられているので、安く借りれるとは思いません。
これなら、普通に契約しても変わらないと思います。賃貸保証会社の手数料も高いと思います。
※女性Mさん寄稿
まとめ
不動産会社勤務経験のある方からのレビューも集まり、有意義な記事になりました!
かなり、勉強になったぴよ。。
ちなみに、ツイッターでも警鐘を鳴らすツイートはやっぱりあるみたい!!
※引用元さんありがとうございます
ツイッター引用
仲介手数料無料とか仲介手数料半額にしている不動産会社がありますが、申し込みをすると礼金が2ヶ月だったり、家賃を高く設定していたり、保証会社加入が必須だったりして、トラブルになる事もあるようです。疑問に、思う番号は、他の不動産会社に相談するのもオススメです。 #komagome
— 東京スカイハウス (@tokyoskyhouse) 2012年11月23日
仲介手数料が安くなって嬉しいことばかりのような広告料ですがそうではない部分もあります。広告料が出る物件ばかりを優先して紹介し、広告料が出ない物件は紹介してくれないという不動産会社が一部あるのです。 / “仲介手数料無料のからくり、…” http://t.co/8NMGcHc1Gr
— 空き家ブロガー (@cbwinwin) 2015年10月8日
おとり広告的な部分への警鐘を鳴らす記事になりましたが、、、真面目にやっている手数料無料の業者さんもあります。
しかし、それ以上にユーザーさんの警戒心はかなり高いようですね。
私も、契約時の費用(初期費用)だけでなく、住んでいる間の「総額」で考えることがとっても大切だと思います。
保証会社必須の場合、その費用は更新ごとに掛かるケースや、退去時の費用が高いケースもあるようですのでお気を付けください。
わくわくふどうさんの商圏とする世田谷区では、賃貸物件の平均居住年数は1030日という独自データを持っています。
この1030日(2年と10ヵ月)でいくら支払うのか?
また、その結果、受けられるサービスは何か?
このあたりに注意してお部屋探しをしてくださいね(^^♪
補足!!!
そもそも、、、
手数料の上限規定などの話は、少なくても不動産免許を取得した正規の不動産会社のお話であって、、、
はじめから免許のない不動産ブローカーなどはそもそも、なんの規定もない「ノー・ルール」な提案をしますのでお気を付けください!!
※仲介手数料無料物件の意味や理由、そして注意点vol2
※仲介手数料無料物件の意味や理由、そして注意点vol3
ですね、、論外ですっ!!